2007年「新日本様式」100選が先月発表になり、
その中に東京国立博物館 法隆寺宝物館が入っていました。
個人的に、谷口吉生さんの建築はとても好きですし、
「新日本様式」100選という選定の中に入っているという事がうれしいです。
でも、カタログのページの「陰翳礼賛」という言葉にはちょっと違和感を覚えまた。
非常に的を得ているようなキャッチコピーである気もするし、ちょっと違う気もする。
「現代の陰翳礼賛」となっている事が、自分の中の違和感を増幅しています。
陰翳礼賛を読んだのはもう4、5年程前で記憶も曖昧ですが・・・
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とココまで書いたところで違和感が晴れました。
この選定は『東京国立博物館 法隆寺宝物館』が選ばれたのであって、
『谷口吉生氏設計の法隆寺宝物館』が選ばれた訳ではないという事です。
展示方法などをみると「陰翳礼賛」というキャッチはしっくりきます。
違和感は建築のみに目を向けた時に感じるものでした。
空間は「幽かに玄」く、陰翳礼賛の空気を感じます。
しかし、そのテクスチャを見ると、
鉄、コンクリート、ガラスで作られた建築を「陰翳礼賛」と言い切ってしまう事に違和感がありました。
自分が読み取った陰翳礼賛は、手触りや素材のもつ温度なども含めたものだという印象があります。
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